2010年10月9日土曜日


もみち葉の にほひは繁し 然れども 妻梨の木を 手折りかざさむ(10・2188)
もみじ葉の染まる色も様々でいっぱいあるけれども、しかしながら、私は妻無しという梨の木の枝を手折って髪飾りにしょう

万葉集に詠われる梨は山梨をさし4月に五弁の白い花が咲き若葉のそばに数個の実がなる、大きさは3cmほどのもので日本梨は堅くて不味く赤梨と青梨があり薬効がよく知られ風邪などの解熱効果や肝臓の負担を軽くする効能から貴重な果実として朝廷に納められたそうである。
日本書紀によれば梨や栗は飢饉に備えて栽培されたもので、為政者が山野に果樹を植え栽培することを奨励したことは民を飢えさせないためである。山間部では栗や栃を植えいつしか野生化した植物も数々ある。日本には茶の木は自生していなかったが四国や西日本では野生化した茶樹があるのもこうしたことからではなかったのかと思われる。

「李下不正冠」と習いましたがこの場合の李は「すもも」日本で検索をすると左のようになるが中国では「李下不整冠」となるそうでこのことわざが作られた当時まだ梨が今ほど普及していなかったからとスモモの木の高さが人の身長と同じ程度になることからつかわれるようになった、実のなる果樹ならどのような木でもよさそうであるがのどが渇いた時に食するとおいしいものはスモモであった。

 今日、紅茶を練りこんだお菓子のことをある方から尋ねられましたが味と香りを損なわずにお菓子を作り上げるのは非常に難しいようです、香りのよい紅茶となるとアールグレーとなるようで愛知県に本社のあるケーキ屋さんFLAVORにアールグレーティーケーキがあるこのお店の紅茶は子供や妊婦さんにやさしいカフェインの無いお茶がある
 妻梨の意味も理解していただければ嬉しいが