2010年7月20日火曜日

つゆくさ


朝露に咲きすさびたる鴨 頭草の 日くたつなへに消ぬべく思ほゆ(10・2281)

朝、勢いよく咲いた露草が日の傾きとともにしぼむように、私も恋に消えてしまうように思う


鴨頭草(つきくさ)露草のことで、はかないとか心変わりというたとえに用い


花の汁は光や水に弱いことから友禅染の下絵を描く染料として用いられる。

 鴨跖草(おうせきそう)とも呼ばれ解熱効果があるそうだが倒れやすく芯が弱いことから栽培には竹の支柱を立て糸でつって保護するなど手間がかかる。種は秋に採取。


ところで今日はホウズキ市の日ですが露草の柄の浴衣を着て一部が柿色に変わりはじめたホウズキの鉢を持って歩くのも粋な姿です。露草の水色とホウズキの実の色と淡い緑の葉の色、バランスの取れた色だと思います。
 
 琥珀羹に淡い水色の花弁と緑の葉をのせその上に透明の羊羹を流し込み夏の風物詩を食するのも涼しさを楽しむ方法かと思います。