2010年11月13日土曜日

宮材


宮材引く 泉の杣に 立つ民の 休む時なく 恋ひ渡るかも(11・2645)
宮材を引き出す泉の杣の役民のように休む時もなく恋し続けることだよ

宮材(みやぎ)、東大寺、大安寺、薬師寺などを造営するための木材
泉、泉木津(京都府南部)
杣(そま)、筏あるいは筏を組んで川を下る船頭や小連関連する作業をするものを表現しているよう
立つ民、労働を課せられた庶民、役民ともいう

宮材はスギや松、ヒノキなどをあらわしている
平城京のお祭り終わりました、奈良には上宮王(厩戸皇子)後に聖徳太子よばれた為政者達が造営した木造建築物が多数残されている、解体修理や改修すると当時の木材は薄く鉋をかけるとまだまだ使用できるものがたくさんあるそうで現在の建造物と比較すると雲泥の差がある。日本古来の建材等を扱う職人に聞くとその土地で採れた物を家屋に使用するのが一番だそうです。
赤道直下の安い材を輸入し数十年手塩にかけた国内の材に見むきもしない民はやがて西安や洛陽の民が松や杉に食指を伸ばしていることに気付かずにいる日出国の民はいつから日入る国の民と同等に対話するのを忘れてしまったのか!