在釜 時雨庵
在釜(ざいふと読みます)釜を掛けてますお立ち寄りくださいという亭主の挨拶です。
2010年7月8日木曜日
あざさ
織姫のもとに牽牛が渡れたようですね、下賤な推測はよして夜の音を子守歌にうとうと
秋風の 吹きにし日より いつしかと 我が待ち恋ひし 君そ来ませる(8・1523 山上憶良)
阿佐々(いたるところに生息していた水生植物で夏に黄色や白い花が咲きます)
うべなうべな 母は知らじ うべなうべな 父は知らじ
蜷の腸 か黒き髪にま木綿もち あざさ結び垂れ
大和の黄楊の小櫛を押へ刺す うらぐはし児 それそ我が妻
可憐な花を髪にさすとつやのある黒髪が水面のようにゆれ男性の心は・・・
ちなみに万葉のころ若葉を食用としていたようです、現在なら、小麦粉をつけて天ぷらにするのかな
次の投稿
前の投稿
ホーム