道の辺の 草深百合花咲に 咲まひしからに 妻といふべしや(7・1257)
油火の 光に見ゆる 我が蔓 さ百合の花の 笑まはしきかも(18・4086大伴家持)
百合の花はキリスト教では聖母マリアの清楚さをあらわし、日本では霊草として貴賓への歓迎をあらわし日のさす山道で優しくほほ笑むように咲く百合の花は凛とした主張も忘れていない
東日本ではやま百合、西日本ではササ百合、日本の百合はオニ百合・姥百合・姫小百合・姫百合などたくさんの種類があります
百合の根は滋養に良いとされ料理にも多く用いられています。