2010年8月5日木曜日

標野


あかねさす 紫野ゆき 標野ゆき 野守は見ずや 君が袖振る(1・20額田王)
狩場のなかを行きながら私の方へ袖を振るのを番人が見ていますよ

むらさきの ひほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに われ恋ひめやも(1・21大海人皇子)

年中行事である薬猟の最中の出来事を即座に詠いまた返歌したものです

 狩りをする場に張りられた標野、65年前はoff-limits area、現在は当局が張り巡らす黄色いテープ(立ち入り禁止)と黒い文字が、祭礼時に御幣をぶら下げて町内に張ら縄と時が変われど限られたものしか立ち入れない場を示すのが目的。
 
 滋賀県のお菓子屋さんが標野というお菓子を製造されている、ゼリーを煮て梅汁で味を漬け中に梅の実を入れ固めたもの、ゼリーを使用すると賞味期間が長くなるのか、葛やカタクリ・蕨粉などのものはあまりお目にかからない。
 ある店で朝顔というお菓子を見ましたが色からは昼顔にも思えた
 最近は、和菓子屋さんもゼリーをよくつかわれるようで、鮮やかな紅色のサクランボを透明のゼリーで包むように固めたものや、夏ミカンの果肉をゼリーで煮詰めくりぬいたミカンの皮にゼリーを流し込み固めたものが多くなり始めたのもスィーツ嗜好の変化の表れとすれば和菓子職人さんの技術も変わるのか?
 最近は、トマト・びわ・メロン・モモをゼリーのなかに贅沢な使い方をされているがもともと果実そのものがお菓子であったことを忘れてしまう